乳製品不使用のミルクチョコレート

what is milk chocolate? How about the health benefits?

近年、カカオの健康効果に注目が集まり、ハイカカオと呼ばれるカカオ濃度の高いチョコレートがスーパーなどでも手に入るようになりました。

しかし、日本の売れ筋チョコレートは「ミルクチョコレート」

ミルクチョコレートは、チョコレート生地の乳固形分が14%以上のものを指します。

1875年にスイス人発明家のダニエル・ペーターによって誕生しました。

【市販のミルクチョコレートはカカオ30%前後】が一般的です。

残りの70%には一体何が含まれているのでしょうか?

 

 

日本3大メーカーのミルクチョコレート原材料

  • 砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター/レシチン、香料、(一部に乳成分・大豆を含む)

 

  • 砂糖、全粉乳、カカオマス、ココアバター、植物油脂/乳化剤(大豆由来)、香料

 

  • 砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター、ホエイパウダー、バターオイル/乳化剤(大豆由来)、香料

 

 

ミルクチョコレートの主成分

 

JAS法に基づく加工食品品質表示基準において、

「食品添加物以外の原材料は、原材料に占める重量の割合の多いものから順に、 その最も一般的な名称をもって記載すること」

と定められていますので、

先に記した3大メーカーの【ミルクチョコレートは主原料が砂糖】です。
それはもはや、【チョコレート風味の砂糖菓子】なのではないでしょうか?
 
カカオにはポリフェノールやミネラル・食物繊維などなど、多くの健康成分が豊富に含まれていますが、一般的なミルクチョコレートにはカカオ成分が少なく、大半が砂糖で出来ているため、健康効果を期待するのは難しいかと思います。
 

また、【植物油脂と香料】にも注目してみてください。

 

 

植物油脂

 

カカオバターは高価なため、安価なチョコレートにはカカオバターの代用品として植物油脂が使用されています。

【植物油脂はチョコレート以外にも、様々な加工食品に使用されています】。

 

植物油脂は植物から取れた植物油に水素を添加して作り出された【トランス脂肪酸であり、天然の植物油とは別物】です。

安価であり、バターのように固まる性質があるため、カカオバターの代用として使用されています。

カカオバターは融点が32度前後ですが、植物油脂を混ぜることで暑い日でも溶けにくくなり、流通させやすくなります。

ちなみに、ベルギーやスイスなどは、植物油脂が入っているチョコレートは本来のチョコレートではないと主張しているそうです。

 

 

香料

 

そして香料ですが、バニラエッセンスを加えている場合「香料」と表記されます。

そして、カカオから抽出されたチョコレート系香料【カカオの香りがする食品添加物】も「香料」と表記されます。

現在の原材料表示ではどのような香料が入っているのかは判断がつきません。

 

 

 

質の悪いカカオを美味しくする方法

 
チョコレートの材料であるカカオは高価ですが、質の悪い豆は比較的安く手に入ります。
スーパーに並ぶ大量生産の安価なチョコレートには質の悪い美味しくないカカオが使われますので、しっかりと加熱(ロースト)して、こってりと時間をかけてカカオの風味を飛ばす作業が行われます。

 

そこに【香料を加えることで、一般的なイメージのチョコレート風の味が出来上がります】。

しかし、焙煎をこってりと行ったり、豆ごとの特性を見極めないまま様々な品種や地域の豆を一緒にローストすることで、【過剰な焙煎による焦げからの苦味が生じます】

 

苦くて風味の弱いチョコレートは美味しくないため、
スーパーなどに多く流通するチョコレートは、【カカオ濃度の低いミルクチョコレートが一般的】なのです。
 

 

 

オススメは質のいい豆で作られたダークチョコレート!

 
農薬や化学薬品・大量の砂糖を避けたい場合や、カカオの健康成分を摂りたい場合は、やはりオーガニックなダークチョコレートがオススメです。
市販の安価なダークチョコレートは、上記のようにしっかりと火が入っているため苦味が強く、風味が飛んでしまっているので、「良薬口に苦し」な状態です。

 

ハレトケトで手作りしているローチョコレートは、焙煎をしていないので、カカオそのままの味と健康成分を楽しんでいただけるようになっています。

 

つまり、質のいい豆を使い、カカオ本来のコクのある風味を味わってもらえるようになっているので、カカオや本格的なチョコレートが好きな方にはご好評をいただいております。
 

【でもやっぱり甘い方が好き!という方には、ハレトケトのこだわりカカオを使用した乳製品不使用のミルクローチョコレートがオススメです。】

カカオ60%前後ですが、焙煎による苦味がない分、食べやすくやさしい甘味をしっかりと感じていただけるかと思います。

 


 
そんなハレトケトのローチョコレートは滋賀県彦根のローチョコレート&デトックスカフェあるいはオンラインショップにてお買い求めいただけます!
 
ハレトケトのこだわりカカオやカカオの基礎知識についてはこちらのブログ記事をご覧ください。