取材を受けながら思うこと。

昨日、今日はなぜか取材デー。

3社の記者さんからそれぞれ取材を受けました。

 

そのうちの一社さんのマスコットキャラクターあさ彦くん。

食いしん坊らしいです笑

 

 

取材の度に聞かれる事はだいたい同じなのですが、ご質問にお答えすることで初心に還れるので、有り難い機会です。

 

人の繋がりを通じて出会ったこの建物は、かつての足軽屋敷です。

もともと海外でお店をしようと思っていたのですが、夢破れて(というか正直申し上げて恋に破れたのです)、日本で生きることに決めました。

こうなったら、私が日本にいてよかったと思ってもらえるようになろう。何か爪痕残してやろう。と燃えていたので、足軽屋敷でお店ができることは願ったり叶ったりでした。

足軽屋敷は日本にしかありません。

そして一戸建ての足軽屋敷は全国的に大変珍しく貴重です。

日本でお店をするのなら、日本でしかできない場所でやりたいと思っていました。

新築や西洋風の建物、箱型のテナントは、日本でなくてもあるし、彦根でなくてもあるのです。

 

よく、足軽屋敷で、しかも指定文化財でお店をしていることに驚かれます。

この芹橋二丁目の町の人々が、ちょうど町おこしをしようとしていたところ、流れ者の私が偶然にも転がりこみ、運良くこの物件を手に入れたのです。

 

当店は町の入口付近にあるため、足軽屋敷の資料館・辻番所や、今後できあがる予定の作家さんたちの工房兼コミュニティースペース、湖東焼きのギャラリー&カフェなどへの、道標としての役割も担っています。

ここでお店をするに至った経緯をお話するとき、いつもこの場所へ導いて下さったお友達や地域の方の顔が浮かびます。

 

当店で取り扱う材料はオーガニックなものや貴重なものが多く、チョコレートを作るのには時間も手間もかかるので、お金も時間もないのが現状です。

一人だったら辛いので、ほどほどにしかしないでしょう。

応援してくださる皆さんがいて、自分だけの問題じゃないという状況と、町が活気づけばいいな、地域へ還元したいな、という思いがあるから、続けていけるのです。

取材を受けながらそのことを心の中で反芻し、自分を鼓舞しています。

 

何事も、passion(情熱)て重要だと思います。

皆さんは何かにpassion感じておられますか?

 

体や心の熱を生み出すことに、栄養(つまり食べ物)が大きく関わってきていると思います。

人は食べたものでできています。

栄養は筋骨格を形作るだけでなく、心も形作るのです(思考は脳の機能の1つであり、脳細胞も栄養から作られます)

栄養不足の心は鈍く、感動しにくかったり、何かに打ち込む気力が低下したりします。

つまり抑うつ傾向になりがちです。

心の栄養不足、体の栄養不足が、心身の不調の、一つの要因になりうるとこ、頭の片隅にでも留めておいていただけると幸いです💓