ヘンプたっぷりローチョコレート。麻炭・麻の実の栄養素と健康効果。
ハレトケトのボンボンショコラに新しいフレーバーが加わりました。
今回はシンプルにヘンプ尽くし!
麻炭を練りこんだダークローチョコレートに麻の実をたっぷりとトッピング!
麻炭について
麻炭はその名の通り大麻の茎を炭状に焼いたものです。
日本古来より、日本人の生活に密接に関わってきた大麻草。
この麻炭は、品種改良ではない固定種の麻幹(オガラ)が使用されています。
中国にて有機栽培されたものですが、宮古島で製造加工されています。
80種類のハーブと有用微生物群で生まれたEM菌酵素によって発酵されています。
宮古島の大地と太陽の自然エネルギーを吸収した有用微生物(善玉菌)をたっぷり含んだ麻炭、聞いただけで凄そうですよね!
麻炭でデトックス!
炭には無数の微細な穴が空いていて、その穴に入り込んだ物質を吸着する働きがあります。
水の中の不純物を取り除いて浄化したり、湿気を吸ったり、臭いの成分を吸着させて消臭に使ったり、と様々な場面で利用されています。
炭を食べることで、腸の中で有害物質を吸着して、体外に排出する働きがあります。
炭の解毒効果は昔から医療現場でも活用されています。
そんな炭の中でも、麻炭はとくに多孔質性が高いため、備長炭の4倍、竹炭の1.6倍の吸着力があるとされています。
麻炭の吸着力は、放射能をも除去するという話もあるので、お野菜やお米を洗うのに、麻炭を混ぜたお水を使っている方もおられます。
木炭を活性炭にする場合、木材の繊維質を侵食する薬品を使い、すきまを多く作りながら、さらに木炭を高温で炭化するのですが、麻の場合は、わざわざ化学薬品を使って穴を増やす必要などないのです。
食べたり肌に触れたりするのですから、やっぱり栽培から加工までの過程で、薬品は使って欲しくないですよね。
また、炭は食物繊維が豊富です。
食物繊維は善玉菌の餌になりますので、腸内の善玉菌を活性化させる働きがあります。
さらに、酸性化した体を弱アルカリ性に戻す作用もあるとされています。
お肉や白砂糖など、現代の食品には多くの酸性物質や、不自然な添加物などがたくさん含まれています。
それらに対処するために働き続け、疲弊した消化器官たちを助けるためにも、体内のデトックスをしてくれる麻炭は生活に取り入れておきたいアイテムの一つですね!
麻の実について
麻の実(ヘンプシード)は、麻の実の殻を取り除いた剥き身で、非常に豊富で良質なタンパク質を含んでいます。
麻の実の蛋白質
必須アミノ酸を9種類すべて含んでおり、100gあたり30gがタンパク質と、含有量が食肉などの動物性食品と比べても高いと言えます。
体を鍛えている方の中でも、麻パウダーやヘンププロテインを積極的に摂取している方はおられるようです。
お肉を食べないと体が貧弱になる、いい筋肉がつかない、と思われがちですが、豆や種子類にもタンパク質が豊富なものは多く、菜食(ヴィーガンやベジタリアン)のボディービルダーも国内外問わずおられ、活躍されています。
麻の実の脂質
また、麻の実の油分は必須脂肪酸であるオメガ6(リノール酸)とオメガ3(αリノレン酸)で構成されており、そのベストな割合である4:1に自然界の食用油で一番近いのが、ヘンプオイルの3:1なのです。
油脂について
油脂は、飽和脂肪酸と、オメガ9・オメガ6・オメガ3とに大きく分けられます。
健康の秘訣は、これらの油脂の摂取バランスだと言われています。
体によいとされている油も、あまり摂らない方がよいとされる油も、過剰摂取・過少摂取で悪い影響が生じたりします。
上記のオメガ6と3の割合は一見、オメガ6を積極的に摂らないといけないように思えるかと思います。
しかし、一般的な食生活において、紅花油・コーン油・ごま油など、オメガ6が多く含まれる油の使用頻度が高く、知らず知らずのうちに過剰摂取になりがちですので、意識的にオメガ3の油を摂取することが重要だったりします。
その点で、麻の実のオイルは大切な脂質源ですし、ほぼベストな割合ですので、お料理用の油をヘンプオイルに切り替えるのもいいかもしれませんね(しかし、ちょっと癖のある味です…)
そんなわけで、こちらのローチョコレートは明日から発売です〜。
どうぞ心と体の健康づくりに役立ててください♪