strawberry raw food

What is Raw Food?!

ロースイーツ? ローチョコレート? ローってなんだろう?

滋賀県彦根のローケーキ・ローチョコレート店


ロースイーツを学ぼう

近年、雑誌やテレビなどでも度々取り上げられ、耳にするようになった「ロースイーツ」や「ローチョコレート」の「ロー」ってなんのことだかご存知でしょうか?

ローカロリーってこと?スローフードのこと?とよく聞かれます。

ある意味どちらも正しかったりするのですが、正確には、ロー(Raw)とは英語で「生」を意味します。

ローフードは非加熱のベジタリアン料理のことであり、ロースイーツとは非加熱のベジタリアンのお菓子のことです。

48度未満で調理すると、果物や野菜などの持つビタミン・ミネラル・酵素などがすべて食べ物の中で生きているので、効率よく栄養素を摂り入れることができ、代謝UPや美肌効果、種々の体調不良の改善に役立つと考えられています。

また、栄養が脳細胞に十分に行き渡ることで、気持ちを前向きにしたり楽しくしたりする作用もあるので、健やかでエネルギー溢れる心と体づくりにぴったりです◎

なぜ48度未満かと言うと、48度以上の温度下では、酵素がどんどん壊れていくとされているからです。

ローフードは酵素栄養学に基づいています。

まだ日本では聞き慣れない言葉ですが、健康的な食生活として、欧米を中心に生活に取り入れている人は少なくありません。

もちろん、食事すべてを生の植物だけにしている人は稀です。

ローフードの根本となる考え方の一つに、食事の50%以上を生の野菜や果物にするとよいですよ、というものがあります。

ナチュラルハイジーンと言います!)

普段の食事の前にサラダを多めに食べて、代わりにご飯の量を減らしてみたり、スナック菓子の代わりに果物を食べてみたり、そんな風に少しずつできることから変えていくことで、心身が少しずつ変わっていくかと思います。

ハレトケトのローチョコレート並びにロースイーツも、そんな健康的な食生活の一助になればと思っております。

ハレトケトのローフードは

  • 牛乳や卵などの動物性食品不使用
  • 白砂糖不使用
  • グルテンフリー(小麦不使用)
  • 可能な範囲でオーガニック
  • 地元の野菜や果物使用

植物が本来持っている甘味のみ使用していますが、リッチなフレーバーで食べごたえがあり、きっと大満足していただけます;)

ヴィーガンってなんだろう?のまとめはこちら

ローチョコレートの基礎知識についてはこちら

当店のこだわりカカオについてとカカオの話はこちら


以下はローフードについて詳しく解説した文章です。

ローフードの概要

ローフードは主に未調理・未加工の食べ物を食べる食事療法の一種です。

ローフードの定義は広く、その人のライフスタイルや考え方次第で、場合によって果物・野菜・ナッツ・種子類・卵・魚・肉・乳製品など様々なものをローフードと呼ぶことができます。

英語に直すとRaw Food(生の食べ物)ですので、その名の通り、馬刺しも刺身も生卵もローフードです。

日本では、ローフード=生の野菜を食べる食事、生のベジタリアン食という認識が通例ですが、海外では上記のように、様々な生の食べ物がローフードにあたります。

日本で指すところのローフードはローヴェーガンフード(Raw vegan foods)と表記すると誤解を防げるかと思います。

以前、アメリカでローフードを食べようと思ってレストランで「ローフードはありますか?」と訊いたところ、「寿司が食べたいのか?」と返されました。笑

発芽した種子や、味噌・コンブチャ・チーズなどの発酵食品も含めてローフードと呼ぶ場合があります。

また、低温殺菌や均質化(ホモジナイズ)された食品と、化学肥料や農薬・有機溶剤・食品添加物を使って生産・製造された食品はローフードに含めないのが一般的です。

均質化とは、牛乳を生産するときに一般的に行われるプロセスで、大小の粒子で成り立っている脂肪分を、装置を使って均質な小さな粒子に作り変える作業です。

ホモ牛乳、ノンホモ牛乳という言葉はこのホモジナイズをされたものかされていないものかという分類における表記です。

吸収率が上がり、消化が良くなるそうですが、ローフードにおいては、人工的で不自然な加工は避けるべきとされています。

日本で流通している多くの牛乳は高温で殺菌処理や均質化されたものですので、スーパーなどで売られている牛乳はローフードではないということです。

牛乳についての詳しいお話はこちらのブログにてご紹介しています。

ローフードの種類

ローヴィーガン(Raw vegan)

ロービーガンフードは未加工の、48度未満で加工された生の植物性素材のことを指します。

生の果物や野菜・ナッツ・種子類・発芽した穀物やマメ科の植物を含んでいます。

ロービーガンのカテゴリーの中には、フルータリアン、ジュースタリアン、スプラウタリアンといったより特徴的な食生活を選ぶ人々もいます。

フルータリアンはフルーツを中心に、ベリー類、種子類、ナッツのみを食します。

日本のフルータリアンで有名な中野瑞樹さんをテレビなどで見たことがある方もおられるのではないでしょうか?

カシューナッツやオリーブ油なども、本木性ナッツ、果実系油ですので、広義では果実に分類されるそうです。

心と体のエナジースイーツ講座

生の動物性食品

未調理・未加工の動物の筋肉や消化器官や生卵、生の乳製品など、生で食べられる動物性の食品がローフードに含まれます。

また、ピータンや発酵させた肉や魚や貝類もローフードの一種と呼べます。

以前流行ったパレオダイエットは、旧石器時代の原始人が上記のような生肉をメインとした食事を行なっていたことから発案された健康法でした。

伝統的なアボリジニの食事も、生の肉や内臓などが中心となっています。

ローフードの歴史

医学の父と言われている、紀元前に古代ギリシアで活躍した医師・ヒポクラテス。

ヒポクラテスは食と健康の結びつきや人の自然治癒力についてさまざまな格言を残しています。

一つに、火食は過食に通ずという言葉があり、紀元前前より、生の野菜や果物を取り入れる食事の有用性が説かれていました。

初めてローフードが文献に記されたのはエチオピアの僧侶についての記事だったそうです。

西暦1300年の後半頃、苦行の一つとして未調理の食事のみを摂ることを実施したそうです。

このため、キリスト教における聖餐の儀式で使用するパン(聖体)を食べること拒否したため、教会を終われ、ベタ・イスラエルと呼ばれるエチオピアのユダヤ人コミュニティに加わったとの伝記が残っています。

近代のローフードは、スイスのマクシミリアン・ビルヒャー=ベンナー医師(Maximilian Bircher-Benner 1867 – 1939)によって初めて発展しました。

ビルヒャー=ベンナー医師はその当時巻き起こっていた、ドイツのthe German Lebensreformmovementという、「自然に還ろう」という社会派な運動に影響を受けました。

これはホリスティックな医学やヌーディズム、自由恋愛、アウトドアやエクサザイズ、よりナチュラルな食べ物を食べようとする運動です。

ビルヒャー=ベンナー医師はベジタリアンになることを選び、ローフードはまさに人間が食べる食品であるとしました。

人間は動物の中の一種類であるというチャールズ・ダーウィンの考えに影響を受け、動物たちは他の動物を料理して食べたりしないと主張しました。

ローフードについての最初の書籍は1904年に発売されました。

ローフーディズムはその後も多くの支持者を得て、1917年にはアメリカ発のローフードレストランThe Eutropheonが開店しました。

現在ではアメリカ、ヨーロッパ諸国、オーストラリアなどを中心に、ローフードは健康的なライフスタイルの一つとして世界に広がりを見せています。

ローフードのメリット

ローフード(生菜食)は以下のようなメリットがあると考えられています。

酵素によって消化が助けられる。

生きた植物には食物酵素が含まれています。

酵素は大まかに、植物が持つ食物酵素と、人体で作られる消化酵素・代謝酵素の3種類に分けられます。

それぞれの酵素にはそれぞれ役割があるため、なり替わることはできません。

食物酵素は、生の野菜や果物、そして発酵食品に多く含まれており、消化を助けてくれるので、人の消化器官に存在する消化酵素の負担を軽減してくれるとされています。

例えば大根には消化を助けるジアスターゼやアミラーゼという酵素が含まれていますので、お肉や魚の付け合わせに大根おろしが添えられているのはこのためです。

しかし48度以上の温度で食品を加熱することで、生の食品に含まれる酵素が分解および破壊されてしまうと言われています。

消化が容易。

食品は加工されればされるほど、消化しにくくなります。

多くのローフードは食品を切り分けただけ、すり潰しただけ、など、未調理もしくは簡単な行程で調理されていますので、消化による分解が容易です。

逆に、ソーセージなどの加工食品は様々な行程と様々な食品や薬品が複雑に組み合わさっているため、分解するのに時間がかかると言われています。

このため、一回の食事毎に、食べ合わせにも気を付けた方が良いです。

また生の動物性食品と比べると、ほとんどの植物性食品は消化しやすいのが特徴です。

各食品が、胃から小腸に達するまでのだいたいの時間を下記に示します。(目安です)

食品消化するまでの時間
ジュース(生の果物を絞ったもの)15~20分(スムージーも同じくらい)
果物 メロン類15~25分
バナナ40~50分
野菜 水分の多いもの15~20分
青菜40分
かぼちゃ・さつまいも60分
豆・穀類1~2時間
ナッツ・種子2~3時間
45分~
30~60分
鶏肉2時間~
牛肉3~4時間
豚肉5時間~
牛乳2時間~
ヨーグルト1~1.5時間

ローフードにおいて、「消化に良いこと」「酵素」は大きなキーワードになっています。

なぜなら、食物を消化することは、人間の生活行動の中では最も体力を消耗することの一つだからです。

食物が口腔内・胃に入ってきてから十二指腸を経て細かく分解され、必要な栄養素が小腸から毛細血管内に取り込まれて、肝臓を通過して代謝されます。

一説には、一回の食事のこの一連の作業には、フルマラソンを走るのと同じだけのエネルギーが必要だと言われています。

食後の胃腸はフル稼働で食物を消化して、吸収して、代謝しようとするため、大量のエネルギーとビタミンやミネラル、そして酸素が必要となります。

栄養素や酸素は血液によって消化器官に運ばれるため、食後は消化器官に血液が集中します。

食後に怠くなったり眠くなったりするのは、一時的な脳の血液(酸素)不足や、消化による体力の消耗が原因なのだそうです。

消化に時間がかかればかかるほど、これらの症状は持続したりより重たくなったりします。

また、人体に存在する酵素には、消化酵素と代謝酵素があります

消化酵素によって細かく分解された栄養素や不必要な物質が、代謝酵素によって代謝され必要な物質へと作り変えられたり、無毒化されたりして、細胞の入れ替えや修復に使われます。

日々の体のメンテナンスには代謝酵素がなくてはならない存在ですが、消化に時間がかかり体力が消耗することで、代謝が不十分となり、体調不良や様々な疾患の要因が発生したりします。

宴会などで夜遅くまで大量に飲食をした日の翌朝は、胃が重かったり体がだるかったり、疲れが取れない感じがすると思います。

それは消化器官が一晩中働き続けていたからで、本来寝ている間に行われるはずの体のメンテナンス(代謝)が十分に行われなかったからです。

このため、いかに消化しやすく、酵素の消費を抑えられるかが、食品選びのカギとなってくるのです。

代謝が円滑に行われているということは、新陳代謝が活発であり、若々しい体を保つことに結びつきます。

多くの生の植物は、調理済みの食品よりも栄養価が高い。

脂溶性ビタミンを除き、ほとんどのビタミンは熱に弱く、タンパク質は加熱によって変性します。

ミネラルは比較的熱に強いものが多いですが、高温によって変性するものも存在します。

また、ファイトケミカルと呼ばれる栄養素やその他様々な栄養素の中には、熱に弱いものがあります。

加熱によって分解しやすくなったり、吸収されやすくなったり、強化される栄養素もありますが、加熱によって失われる栄養素が多いのも事実です。

また、ローフードは基本的にホールフード(whole food・一物全体)の考え方に基づいており、農薬などの化学薬品の使用の有無にもよりますが、できるだけ食品そのままを丸ごと食べることが推奨されています。

大切な栄養素は皮や種の周囲に集中していることから、それらを余すことなく摂取しようとするローフードは、皮を剥いたり食べやすい所だけ使用する一般的な食事よりも栄養価に優れていると言えます。

そして糖質・脂質・タンパク質という三大栄養素以外の栄養素(ビタミン・ミネラル・ファイトケミカルなど)は、三大栄養素を効率よく活用するのに役立つ働きがあります。

様々な栄養素が豊富に含まれていることで、全体が効率よく循環するのです。

生きた水が摂取できる。

ペットボトルに入っているミネラルウォーターなどは蒸溜され殺菌処理され、容器の中に閉じ込められた「死んだ水」と表現されることがあります。

ローフードにおいて、水分は生きているものからいただくのが一番、つまり生きている果物や野菜から取るのが一番良いと考えられています。

生野菜や果物に含まれる水分には様々な酵素や栄養素が含まれ、私たちの口に入り、胃内で消化されるその時まで、植物の細胞内で水を介して様々な化学反応が起こっている正真正銘「生きた水」なのです。

食事の際にお茶などの飲み物を飲むと胃液が薄まるため、あまり飲まない方が良いと言われています。

しかし喉が渇きますよね。

この喉が渇くという現象は、食物中の水分量が少ないことが大きな原因です。

果物などからたっぷりと水分を摂取できていると、喉はあまり乾きません。

ローフードのデメリット

このようにローフード(生菜食・ロービーガン)は健康的な食生活の一種として捉えられていますが、100%ローフードだけの生活をすると、場合によって健康を損なう恐れがあります。

ヴィーガン食全般に言えることですが、植物性食品だけでは不足しがちな栄養素があることは事実です。

ビタミンB12、タンパク質、カルシウム、鉄分、亜鉛などがあげられます。

特にビタミンB12は植物性食品にはほとんど含まれないとされており、神経系の働きをサポートする補酵素として重要なビタミンです。

海藻や発酵食品には比較的多く含まれているため、これらを積極的に摂取したり、サプリメントなどで補う必要があります。

スピルリナやクロレラといったビタミンB12が含まれているスーパーフードを使用することも重要です。

そしてタンパク質も不足すると言われていますが、野菜にはアミノ酸という形でタンパク質が含まれています。

葉野菜中心の食事になると確かにタンパク質量は不足しやすいかと思います。

ローフード実践のポイント

ただし、ローフードは基本的に、加熱のヴィーガン食や動物性食品と組み合わせて生活に取り入れることが定説となっています。

大豆には豊富なタンパク質が含まれており、アミノ酸スコアも100点満点です。

ローヴィーガンを中心とした菜食を行う場合、加熱した豆や雑穀などもしっかりと摂取するように心がけることが大切です。

野菜や果物など、植物性素材は種類が豊富で、含まれる栄養素も多種多様です。

栄養素によっては熱によって強化されたり、吸収されやすくなるものもあります。

食材と調理法を適切に組み合わせることで栄養不足を防ぐことができますので、食品や食べ方が偏らないように意識すると良いと思います。

また、生の野菜や果物を食べると体が冷える、と考えている人は多いのではないでしょうか?

確かにサラダやスムージーや果物など、お店ではどれも冷えた状態で出てきますし、生食されやすい野菜は体を冷やす効果があるものも多いです。

しかし、代謝酵素をしっかりと働かせて新陳代謝を高めるということは、代謝が上がり、冷えの改善に繋がると考えられます。

冷えた食べ物は物理的に体を冷やしてしまいますので、冷蔵庫から出したてではない食材でローフードを作ってみてはいかがでしょうか?

48度未満ですとけっこう温かいのでホットスムージーやスープなんかもおススメです。

また、熱帯で育つ食材には体を冷やす作用がありますので、寒冷地で育った野菜や果物を生食してみたり、スパイスなどを活用するなど、工夫をしてみると良いかもしれません。

ぜひ食生活の一部に、ローフードを取り入れてみてください!


What is Raw Food?

Let’s talk about what raw food really is. Some people hear the words “raw food” and assume that we are talking about sushi. While sushi is, in fact, “raw”, the raw food we are talking about couldn’t be further from sushi than the planet Venus.

Whether you are vegan, vegetarian or just curious about “this raw thing”, I would encourage you to read through this article and dig around our website in order to get acquainted with the all the deliciously raw things that come from mother nature.

Technically speaking, raw food is uncooked food – specifically, any (vegan and edible) substance that has not been heated above 48 degrees centigrade / 117 degrees Fahrenheit. Generally, raw food implies uncooked fruits, veggies, nuts, seeds, enzymes, etc., and most raw foods are vegan (with a few exceptions like honey). Raw foods can be mechanically dehydrated, blended and frozen but they must remain as close to their natural (raw) state as possible. Some raw ingredients are fermented, sprouted or lightly heated to adjust their texture during preparation.

I am Rie Yoshida and Hareto-Keto is my little alchemy experiment. I take mother nature’s raw, unprocessed and (usually) organic ingredients and apply my potions and magic to make them delicious, healthy and pretty. My goal is to serve you tasty foods that add raw and natural goodness into your life. Raw food changed my life and I hope that you can have a little taste of the magic that is Hareto-Keto.